第二子妊娠、妊婦はお腹の赤ちゃんの栄養も考えなきゃだよね。

妊娠中の妊婦は、自分のためにはもちろんお腹の赤ちゃんのためにも栄養バランスなどには気を使いますよね。

とはいえ、『何が必要なのかわからない。』という方もいるかと思いますので妊娠中に必要な栄養素をまとめてみました。

という事でさっそく見ていきましょう。

妊娠中に必要な栄養素

  • 葉酸
  • カルシウム
  • 鉄分
  • タンパク質

この辺は必須です。

他にもありますが、とりあえずこの4つはしっかり押さえておくといいですよ。

必要な栄養素はどのくらい取ったらいい?

それぞれの必要な栄養素ですが推奨される摂取量というのもあります。

まず葉酸ですが、妊婦さんにはとくに必要な栄養素といわれていて有名ですよね。

こちらは、400ugが必須といわれています。400といわれてもピンと来ないかと思いますが、例えばほうれん草だと約2束です。

枝豆だと約3人前、芽キャベツだと約18個。結構な量ですよね・・・

次にカルシウムです。カルシウムは900mgが必要といわれています。

こちらは牛乳だと約1.8リットルになります。これも結構な量ですよね・・・

そして鉄分です。こちらは、妊娠初期と中期、後期で必要量が変わってきます。

初期では13mg、中期、後期では28mgが必要といわれています。

鉄分というとレバーを思い浮かべますよね。確かにレバーは鉄分を多く含むのですごくいいです。

でも、ひとつやっかいな事があってビタミンAをたくさん含むんです。

このビタミンAというのは、摂りすぎると赤ちゃんにとってあまりよくないといわれているので、レバーだけで鉄分を補おうとするのは避けた方がいいです。

小魚系や魚卵、海藻類などにも含まれているので、上手に摂取していくのがいいと思います。

最後にタンパク質ですが、こちらも妊娠初期、中期、後期で必要量が変わります。

初期で50g、中期で55g、後期で75g、といわれています。

タンパク質が多く含まれる食品としては、乳製品や大豆製品、卵、魚、鶏肉と赤みのお肉です。

メイン料理になるものも多いので、とりやすい栄養素でもありますね。

ただ、カロリーオーバーになりがちなので注意が必要です。

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妊娠中に避けた方がいいもの?

まず最初に、避けた方がいいものですが、絶対にダメ!とか食べてしまったら大変なことになるというものではないので安心してください。

代表的なものとしては2つです。

ビタミンAとカフェインです。

ビタミンAは、先ほどのレバーのところでもお話した通り摂りすぎると赤ちゃんにとってあまりよくないといわれているので、摂りすぎには注意です。

もう一つがカフェインです。こちらは有名ですよね。

こちらも、摂りすぎなければ大丈夫です。1日1~2杯なら問題ないといわれていますし、我慢のしすぎは逆にストレスがたまるのでよくないです。

それにカフェインにはリラックス効果もあるので、飲みすぎずに上手に摂取していくといいですよ。

2つとも、避けた方がいいというより、摂取量に気を付けるといった方がいいかもしれませんね。

もし、摂取してしまったからといって必要以上に不安になる必要もないです。

今日は多く摂りすぎたかもしれない。と思ったら、数日かけて摂取量を減らして調整していくというのもいいと思います。

まとめ

栄養士になる学校に進学すると、上記のようなこと等を勉強します。

学校を卒業後に、栄養士とは関係のない職業に就く人も大勢いますが、栄養士の知識は日常生活で役立つことが多く、決してムダにはなりません。

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